ディーコン レビュー

私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。

今回は「ディーコン」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。

オフィシャル テイスティングノート

ディーコンは2024年にペルノ・リカールからリリースされたブレンデッドウイスキーで、キーモルトはアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、厳選されたウイスキーを使用しています。蒸留所がどこかは公表されていませんね。

名前の由来は「熟達で堪能な名匠」という意味で、ラベルには高度な医学が未発達だった1300年代に活躍した「ペスト医師」が描かれています。

ではテイスティングノートはペルノ・リカール ジャパンからご紹介します。

香り:焦がしたオレンジ、甘く麦を感じるビスケット、ウッドスモークの香りが、ジューシーなオレンジ感へと変化。

味わい:口に含むと、繊細なスパイスがピリッとしたピートと呼応します。
フィニッシュ:甘くスモーキーで、長く滑らか。

出典:https://www.pernod-ricard-japan.com/sp/news/whisky/20240401/4522/

ディーコンの味をレビュー

ディーコン 味わい

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったウイスキーの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。

基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。

ディーコン ストレート

香りは少し甘酸っぱさのあるフルーティな香りとあとから優しく香るピートスモーク。これを繋ぎ止めるかのようなビスケットのような甘くモルティな香りがします。

香りからはどちらかといえばスペイサイドの原酒の主張が強いような気がしました。

口に含むとアルコール感もなく、スムースな口当たり。しっかりとした蜂蜜やモルトの甘味から始まり、スパイシーさが現れ、フィニッシュにピートスモークがふわっと現れます。

なんだか2層構造のような味わいで、スペイサイド、アイラ両者の味わいがちゃんと愉しめます。そして香りと同様に2つをつなぐモルティさとスパイスがとても心地よいですね。

ディーコン オン・ザ・ロックス

オン・ザ・ロックスにしてみると甘味が若干落ち着いてビターさが強まりますね。ストレートがもっと甘味とスモークがはっきりと感じられたので、若干残念さを感じました。

氷が溶け始めると甘味は強まりますが、ピーティさは弱いままかな。このあたりは好みにも寄るかとも思いますが、私はストレートで飲むほうが好きですね。

ディーコン ハイボール

ハイボールにするとオレンジのような柑橘感が強まり、ほんのりとした甘味もありつつ、フィニッシュでピートスモークがしっかりと感じられます。

ハイボールはとても美味しいですね。さっぱりとした柑橘感にほどよく感じられるピート&スモークがよりキレのあるハイボールとして愉しめます。

おすすめのペアリング

今回のディーコンにおすすめペアリングは、ハイボールですと肉系の料理が凄く合いますね。それも手軽にソーセージなんかとても美味しかったです。

しっかりと塩コショウしたソーセージにチーズを乗せて愉しんでもいいですね。

ディーコンとソーセージのペアリング

アレンジで後からパンに挟んで、チリソースをかけると、チリソースの甘辛さが最高のペアリングでした。

ソーセージとチリソースのホットドック

ディーコン 評価とおすすめの飲み方

ディーコン 評価

ディーコンは長い間販売店が限定されていて、入手が非常に難しく、田舎ではドンキくらいでしか購入出来ませんでした。今ではAmazonや楽天なんかでも販売されています。

価格的には3000円台でAmazonで購入出来るのでコスパは非常に良いと思います。

ディーコン おすすめの飲み方

今回飲んだ『ディーコン』のおすすめの飲み方はストレートもしくはハイボールがおすすめですね。

感想的には上記のとおりなんですが、ストレートとロックならストレートがおすすめですし、ハイボールを食中酒として晩酌時に飲むのも凄くいいと思います。

アイラモルトを飲むよりも初心者向けでピートスモーク入門用としても凄く良いと思いますし、アイラモルト好きの方でもハイボール用として十分愉しめる味わいですね。

ディーコンの評価/84ポイント

ディーコンの評価としては、ストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールで飲んでみての万能さや、所謂晩酌で楽しむのか、食後のデザートで楽しむのか。

一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、価格・入手のしやすさで評価しています。

これで84ptと致しました。コストパフォーマンスはかなり良いボトルだなと思います。

ピーティ好きの方なら飲んでみて年に数本購入して愉しんでも良いボトルだなと思います。また上記のとおりピート入門ウイスキーとしても、スペイサイドの特徴がしっかりと感じられるので飲みやすいのではないでしょうか。

これでもっと田舎でも購入がしやすくなれば良いんですが、田舎者の悲しさといいますかちょっと入手が通販になってしまうのは悲しいですね。

ではまた!

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