
私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。
今回はアイリッシュウイスキーのブレンデッドウイスキー「ブッシュミルズ ブラックブッシュ」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。
オフィシャル テイスティングノート
ブッシュミルズ ブラックブッシュは、ブッシュミルズ蒸留所で作られる大量のモルトウイスキーとより軽いグレーンウイスキーをブレンドして作られ、オロロソシェリーとバーボン樽で最低8年熟成られています。
豊かでフルーティーなノートと深く強烈なキャラクターを持ち、信じられないほどユニークな滑らかさでバランスが取れています。
出典:https://bushmills.com/whiskeys/black-bush/
ブッシュミルズ ブラックブッシュの味をレビュー

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったウイスキーの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。
基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。
ブッシュミルズ ブラックブッシュ ストレート
香りは甘いフルーティさをまず感じますね。若干洋梨のように感じますし、またドライフルーツの甘さのようにも感じます。濃厚に熟したフルーティさというよりは、少し爽やかな甘さですね。
口に含むと穀物の甘さと微かにスパイスを感じます。ビターさはそれほどでもなく、ほんのりとした甘さが広がりますね。
アイリッシュのブレンデッドウイスキーということで、とてもスムースで飲みやすく程よくシェリー樽の熟成感も感じられるので初心者の方におすすめできると思います。
ブッシュミルズ ブラックブッシュ オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックスにしてみるとフルーティさよりもモルティな甘さと香ばしさをより感じるようになりました。特にスパイシーさやビターさが際立つという事もないです。
そして段々とレーズンやダークチョコのコクのある甘みをしっかりと余韻で感じ取れるようになりますね。
氷が溶けてくるとよりマイルドになりダークチョコやココアのようなニュアンスを感じます。
ブッシュミルズ ブラックブッシュ ハイボール
最後にハイボール。スッキリとした爽快さの中にレーズンがふわっと現れますね。そこにタンニンの渋みのようなものも感じますが、特にマイナス印象ではなく楽しめます。
少し甘めのハイボールながらも食中酒としても楽しめると思います。
おすすめのペアリング
基本的には甘めでフルーティな味わいのブッシュミルズ ブラックブッシュですが、ストレートやロックだとチョコがかかったビスケット系のものが良いですね。
ハイボールを食中酒として楽しみたいなら、照り焼きチキンやステーキソースを使った肉料理が合います。塩っ辛い肉料理よりもちょっと甘めの肉料理でにんにくを少し効かせたものがいいですね。
是非試してみてください。
ブッシュミルズ ブラックブッシュの評価とおすすめの飲み方

ブッシュミルズ ブラックブッシュは価格は2000円台でAmazonなどのECはもちろんですが、スーパーやドラッグストアでも購入することができます。とても購入しやすい銘柄ですね。
ブッシュミルズ ブラックブッシュ おすすめの飲み方
今回飲んだ『ブッシュミルズ ブラックブッシュ』のおすすめの飲み方はオン・ザ・ロックスがおすすめですね。
やはりしっかりと感じるシェリー樽由来のレーズン感であったりダークチョコを思わせる余韻はオン・ザ・ロックスが一番感じられました。
高コスパを感じる味わいだったのが、オン・ザ・ロックスが飛び抜けていたように私は思いました。
ブッシュミルズ ブラックブッシュ の評価/80ポイント
ブッシュミルズ ブラックブッシュ の評価としては、ストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったいずれの飲み方でもまず楽しめ、やはりしっかりとシェリー樽熟成を感じるということで80ポイントと致しました。
一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、価格・入手のしやすさで評価しています。
- ストレート:18pt
- オン・ザ・ロックス:22pt
- ハイボール:18pt
- 価格・購入のしやすさ22pt
これで80ptと致しました。2000円台でとても購入しやすくロックで飲んだときのシェリー由来のレーズンであったりダークチョコ感は見事。
シェリー樽熟成ウイスキーの入門用としてや、ハイボールしか飲んだことがなくて、ロックでウイスキーを楽しみたいと考えている方に価格的にも手に取りやすくおすすめかなと思います。
しかし食中酒としてハイボールでのラインナップに含めるかというと、そうではない気がしますね。
ではまた!
ブッシュミルズ ブラックブッシュ
Amazon