
私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。
今回は「白州蒸留所限定 ピーテッド」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。
オフィシャル テイスティングノート
今回はWebでは見当たらなかったので、瓶の裏ラベルより引用します。
白州蒸留所は豊かな自然に囲まれた”森の蒸留所”。1973年以降、白州蒸溜所のモルトウイスキーは花崗岩に磨かれた清冽な南アルプスの天然水で仕込まれ、日本の豊かな四季を通して育まれます。このウイスキーは、白州蒸溜所の多彩な原酒の中から、アメリカンオーク樽とスパニッシュオーク樽で熟成されたスモーキー原酒をブレンドしたシングルモルトウイスキー。白州モルトらしい軽快さ、ハチミツのような甘さと伸びやかな芳ばしいスモーキーをお愉しみ頂けます。
白州蒸留所限定 ピーテッドをレビュー

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったウイスキーの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。
基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。
白州蒸留所限定 ピーテッド ストレート
香りは甘いハチミツ香がありつつも、やはり白州のスッキリとした香りが強く感じられます。そしてピートも若干感じますが、バニラのような甘さと少しクローブのようなスパイシーさを感じました。
口に含むとハチミツの甘味がまず広がり、そしてピーティさもしっかりと出ていますね。ピート香は強めではなく、それ以上に膨らむような甘味が広がってとても美味しいです。
甘いなぁと思ってても、流石白州でその後から森林を感じる清々しさが心地よい余韻です。
白州蒸留所限定 ピーテッド オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックスにしてみると少しビターさ強まったかなとは思いますが、蜂蜜の甘味はしっかりとありますし、美味しいと思います。
ロックで飲んでも爽快さは健在。余韻のビターさが強まってより清涼感を感じるような気がします。
氷が溶け始めると、ビターさが段々と増してきたかもしれません。さっぱりと飲みやすいですが、この苦みは少し勿体ないかな。好きな方には凄くハマりそうではありますね。
白州蒸留所限定 ピーテッド ハイボール
最後にハイボールですが、しっかりとした甘味とほんのり感じるピート香、そしてふわっと広がる若草を思わせる森林のニュアンスが最高です。
ただ白州のハイボール好きの方は、より爽快なあの味わいが好きだと思うので、ハイボールは白州NVがおすすめかな。飲み比べをした感じではそう思いました。
おすすめのペアリング
白州蒸留所限定 ピーテッドは和食とよく合うウイスキーだと思います。ストレートやロックそしてハイボールでも刺身との相性は良いですね。

特に白身魚や貝などの繊細な味わいのものと凄く合います。晩酌でもしこの白州蒸留所限定 ピーテッドのハイボールと合わせる際は是非ペアリングに刺身を選んでみてください。
白州NVとの比較

では白州のノンヴィンテージと飲み比べをしてみます。香りの爽快さという点では白州NVの方が爽快な気がしますが、蒸留所限定のほうが香りに厚みがあり、甘さからのスモークがとても心地よいですね。ただもっとスモーキーさが出せないかなと私は思いました。
蒸留所限定は口に含んだ際の甘味とスモークも圧巻で、それに比べると白州NVは余韻のビターさが気になります。
ただやはりハイボールで飲むとなると蒸留所限定は勿体ない気がしました。それほどストレートで抜群に美味しいですね。
白州蒸留所限定 ピーテッド 評価とおすすめの飲み方

白州蒸留所限定 ピーテッドは当然白州蒸溜所にいかないと買えませんと思いきや、結構ネットで調べてみると売ってますね。
ただまぁお高い!こんな値段で購入して楽しめるようなお酒ではないです。もちろんサントリーもそんな価格は考えていませんものね。
白州蒸留所限定 ピーテッド おすすめの飲み方
今回飲んだ『白州蒸留所限定 ピーテッド』のおすすめの飲み方はストレートがおすすめですね。
ストレートが私は一番好みでしたね。しっかりとした蜂蜜の甘味にピーティさとスパイシーさが心地よく、余韻の清々しさは異常。ロックやハイボールでも当然美味しいんですけど、ストレートは圧巻の美味しさでした。
白州蒸留所限定 ピーテッドの評価/82ポイント
白州蒸留所限定 ピーテッドの評価としては、ストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールで飲んでみての万能さや、所謂晩酌で楽しむのか、食後のデザートで楽しむのか。
一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、価格・入手のしやすさで評価しています。
- ストレート:24pt
- オン・ザ・ロックス:21pt
- ハイボール:22pt
- 価格・購入のしやすさ15pt
これで82ptと致しました。凄く美味しいんですが、地方の方には入手が困難過ぎますよね。まぁこれが買えるなら蒸留所に行く価値は十二分にあるとは思います。
基本私の評価は価格に対してどれほど楽しめるかが一番のポイントになってますので、直接的な美味しさではないです。そんな配点だと例えば10万のウイスキーは全て満点になってしまいますから、あくまでコスパも含めた満足度でのポイントです。
ウイスキーが好きになって、それこそ蒸留所巡りを始めようかなという方は是非白州蒸溜所に訪れた際には購入できるならば購入して飲んでみる事をおすすめするくらいの銘柄ではありますね。
ではまた!