バランタイン10年 レビュー

私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。

今回は「バランタイン10年」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。

オフィシャル テイスティングノート

バランタイン10年は2024年にバランタイン12年の終売に伴い新たにコアレンジで追加されたボトルです。

キーモルトに関しましては情報は出ていませんね。終売した12年を踏襲しているのであれば、 アードベック、ミルトンダフ、グレンバーギー、グレンカダム、バルブレア、オールドプルトニー、スキャパなどのようです。

それではオフィシャルのテイスティングノートを見ていきましょう。

酒齢10年以上の厳選された原酒を数十種類以上ブレンドした贅沢なスコッチ。

香り:蜂蜜の甘さやバランスの取れた華やかさ。

味わい:バニラのような甘さと林檎を想わせるフレッシュ感。

余韻:爽やかに続く甘く長い余韻。

出典:https://www.ballantines.ne.jp/products/10years.html

バランタイン10年の味をレビュー

バランタイン10年の味

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったウイスキーの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。

基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。

バランタイン10年 ストレート

まず香りは甘い蜂蜜香が強く、フローラルさ、りんごの甘酢っぱいフルーティな香りがしますね。

飲んでみるとりんごの甘酸味と蜂蜜の甘味、しっかりとした甘さながら、爽やかなフルーティさが印象的です。終わりにかけては少し優しくビターさが現れますが、バニラや蜂蜜の甘さとりんごっぽい酸味が伸びていきます。

これはストレートでもめちゃくちゃ飲みやすいですね。りんご系のフルーティで甘い蜂蜜やバニラを感じられるので好きな方も多いのではないでしょうか。

私にはピートスモークの気配は全く感じられなかったので、キーモルトはバランタイン12年とは違うのかと思います。

バランタイン10年 オン・ザ・ロックス

オン・ザ・ロックスにしてみるとフルーティさはあるもののビターさが強まったような気がします。ほろ苦い味わいという印象で、ストレートから考えると随分飲みにくくなったかな。

氷が溶けてくると幾分がビターさもマイルドになり、オークをよく感じられます。

オン・ザ・ロックスに関しては結構飲む方を選ぶかなと思います。それほどに苦みを私は感じましたが、これが美味しくないというわけではなく、案外美味しいんですよね。

ただ万人向けの飲み方ではないように思います。

バランタイン10年 ハイボール

最後にハイボール。やさしく感じる蜂蜜やバニラの甘さ、そしてオーキーさ、フルーティさよりもモルトの甘味や香ばしさを感じる気がします。

若干のビターなフィニッシュでスッキリと爽快というよりはオークが感じられる甘さとビターさが特徴的なハイボールですね。

もしかすると水割りの方が合うような気がしました。

おすすめのペアリング

今回のバランタイン10年におすすめペアリングは、普通のハイボールではなくフロートハイボールにしました。

この方がスッキリと爽快なハイボールのような感覚で愉しめます。そしてそれに合わせるペアリングは「アボカドツナマヨネーズ」です。

バランタイン10年 おすすめのペアリング

バランタインの甘味とフロートハイボールで感じるより強い爽快感、そこにネットリと舌に絡むアボカドの濃厚さとツナマヨネーズのコクのあるような旨味、さらにブラックペッパーのスパイスがとても合いますね。

こうしたパンチのある料理とバランタイン10年のハイボールは合わせると美味しいですね。

バランタイン10年の評価とおすすめの飲み方

バランタイン10年 評価

バランタイン10年はAmazonや楽天のようなECは勿論ですが、スーパーやドラッグストアでも売られていますね。価格は2000円台となっていますが、お値段以上の美味しさではあると思います。

バランタイン10年のおすすめの飲み方

今回飲んだ『バランタイン10年』のおすすめの飲み方はストレートやトワイスアップもしくはフロートハイボールがおすすめですね。

感想的には上記のとおりなんですが、通常のハイボールやロックは少しマイナスなニュアンスが私には感じられ、のっぺりっとした味わいになっちゃた気がします。

フロートハイボールですと、まず濃厚なバランタイン10年の味わいの後に炭酸で流し込むような飲み方なのと、口をつけるたびに比率が変わって飽きずに飲めるなと思いました。

バランタイン10年の評価/76ポイント

バランタイン10年の評価としては、ストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールで飲んでみての万能さや、所謂晩酌で楽しむのか、食後のデザートで楽しむのか。

一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、価格・入手のしやすさで評価しています。

これで76ptと致しました。コストパフォーマンスは悪くないボトルだなと思います。

しかしこの価格帯はライバルボトルが非常に多く、それに比べるとという気がします。また同銘柄のバランタイン7年の方が私は好きだったりします。

購入されても後悔するような事はないかと思いますが、私的に優先度は低めですね。

ではまた!

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