
私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。
今回は私自身も飲んで驚愕した超フルーティなジン「インフィニティ8 ブラックエディション」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。
オフィシャル テイスティングノート
インフィニティ8はおそらくですが、日本での流通が開始されてまだ日が浅いプレミアムジンだと思います。
知り合いの酒屋さんでおすすめされて入手し飲んでみたところ驚きの味わい。これまでドライ・ジンばかり飲んでた私にはとんでもないジンが日本上陸したと思ってしまいました。
ではオフィシャルで書かれている解説を引用致します。
ボタニカル:ジュニパー、スグリ、パイナップル、オレンジ、ブラックチェリー、ライチ、茶葉、マンゴー、パパイヤ
フローラルノートの他にも多くのフルーツをボタニカルで使用したフルーティさに感動すら覚える華やかなジン。
出典:https://www.infinity8mood.com/prodotto/gin-infinity-8-black-edition/
インフィニティ8 ブラックエディションの味をレビュー

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、ジントニックといったジンの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。
基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。
インフィニティ8 ブラックエディション ストレート
香りはいきなりのマンゴーの香りが結構濃いんですよね。そしてパイナップルの甘酸っぱい香りが膨らみます。ジンというよりもリキュールを思わせるフルーティな香りがとてもいいです。
飲んでみると、香りほどのマンゴーが濃いわけでは無いですが、マンゴーやトロピカルフルーツのような甘酸味と共にフローラルでエレガントな味わい。
フルーティさと共にジュニパーのジンらしい香りが鼻からぬけていく感覚がいいですね。ストレートではこれまで飲んだジンではトップクラスに飲みやすく美味しいと思いました。
インフィニティ8 ブラックエディション オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックスにすると弱まったもののトロピカルフルーツの香りが広がります。氷で冷えることでジュニパーやジンのスパイスよりも一層フルーティさが前面に感じられる気がします。
またストレートの方が甘味が強い気がします。ストレートではトロピカルフルーツの甘味が感じやすかったですが、オン・ザ・ロックスではセビリアオレンジやライチのような甘さもありながらも酸味がより強い気がします。
インフィニティ8 ブラックエディション ソーダ割り
ソーダで割って飲んでみると、しっかりと甘味がありマンゴーやライチ、そしてブラックチェリーのような甘酸っぱい味わいが前面にでて、余韻にはジュニパーと若干のスパイシーさに遅れてフローラルな香りが感じられます。
フィニッシュあたりでしっかりとジンを感じさせてくれるのがソーダ割りですね。ドライ・ジンのジンソーダでは、もっとキリッとした味わいなんですが、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、優しくしたジュニパーにフルーツの果汁を絞ったような感覚ですね。
しかしながらこれだけのほんのりと甘味のあるフルーティなジンソーダはなかなか味わうことがないかと思います。
インフィニティ8 ブラックエディション ジントニック
ジントニックにすると、甘いオレンジの果汁を絞ったかのような甘酸味が広がります。そして爽快な味わいなのでめちゃくちゃ美味しいですね。
私自身は田舎者でBARでジントニックを飲んだことがないんですが、おそらくBARでジントニックを飲むとこんな味わいなのかもと想像を掻き立てられるような高級な味わいがします。
カクテル ジンバック

インフィニティ8 ブラックエディションのジンジャエール割りです。
ジンジャエールで割ると結構ジュニパーを感じやすくなりますね。そしてフルーティさも勿論ありますが、フローラルさがより感じやすくなった気がします。
ジンジャエールのスパイシーさと辛口とは言え甘味がまたいいですね。他のカクテルも試してみたくなりました。
おすすめのペアリング
ではインフィニティ8 ブラックエディションのペアリングですが、どの飲み方でも合いそうな自分で作れるスイーツにしました。
ネットでも購入出来るのですが少しお高いので自作の「オランジェット」です。

ドライオレンジに溶かしたチョコを付けただけなんですが、オレンジの甘味とほろ苦さにビターチョコのほろ苦さ、これをインフィニティ8の甘味のあるオレンジを感じるジントニックが凄くマッチしますね。
オレンジの大渋滞といいますか、爽快さよりも甘味をしっかりと感じるのもいいですね。
お酒のおつまみデザートとして洋酒にとても合うオランジェットですが、購入すると結構高いので自分で作ってみました。オランジェットの作り方からオランジェットのお酒とのわかりやすく簡単に解説しています。
インフィニティ8 ブラックエディションの評価とおすすめの飲み方

インフィニティ8 ブラックエディションは価格は13000円台でAmazonなどのECで購入できます。価格帯としてはジンとしてはかなり高額な商品ですね。
インフィニティ8 ブラックエディションのおすすめの飲み方
今回飲んだ『インフィニティ8 ブラックエディション』のおすすめの飲み方ですが、飲み方によって感じられるフルーツに変化があり、またジュニパーの感じ方やフローラルなニュアンスも変わってきます。
どの飲み方が一番オススメかと言われると、凄く迷うのですが、どれか一つ選びとするならば私は「ジントニック」がおすすめです。
ちょっとこれほど高級感のあるジントニックを私は飲んだことがなかったので、その美味しさに完全に魅入られてしまいました。
本当にBARで出てくるジントニックってこんな美味しさなんだろうなと思わせてくれるので、このインフィニティ8 ブラックエディションのジントニックをBARで飲んだらどうなるんでしょうね
インフィニティ8 ブラックエディションの評価/88ポイント
インフィニティ8 ブラックエディションの評価としては、素晴らしいフルーティさに食後の楽しみとして相当活躍しそうな点、ジンとしては結構高額という事も踏まえています。
一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール・ジントニック、価格・入手のしやすさで評価しています。
- ストレート:23pt
- オン・ザ・ロックス:23pt
- ハイボール・ジントニック:25pt
- 価格・購入のしやすさ17pt
これで88ptと致しました。やはり価格がお高いというのと、流通量の少なさでマイナス評価をしていますが、どの飲み方でも味わいに関しては、これまで飲んだジンの中ではトップクラスの美味しさだと思います。
あとは500mlというのも若干のマイナスポイントですね。
しかし宅飲みで考えた際に、たまに飲む超高級ジンと割り切れる方には凄くおすすめかと思います。それほど考える事無く、いつものように作ったジントニックがとんでもなくフルーティで美味しいんですから。
フルーティなジンが好きな方なら、かなり楽しめる事と思います。私のように普段ドライ・ジンを飲む方でも、物足りなさはなくそれ以上のフルーティな味わいが楽しめますね。
ではまた!
インフィニティ 8[ ジン イタリア 500ml、41% ]
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