
私TaliskerManiaがタリスカー以外のお酒をレビューする企画。
今回はアメリカンウイスキーの「ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド」の特徴を少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。
オフィシャル テイスティングノート
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドは1897年のボトルインボンド法に基づいてボトリングされたジャックダニエル。
ボトルインボンド法とはなんぞやという事ですが、4年以上熟成された原酒を単一のシーズンの間に1つの蒸留所で100プルーフ(50%)でボトリングとありますね。
ではオフィシャルから引用してみます。
香り:シナモン、トーストしたブラウンシュガー、アーモンドをまぶした調理済みフルーツ。
味わい:青リンゴと揚げバナナ、メープルシロップとパンチの効いた黒コショウが組み合わさる。
余韻:オークとタフィー。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドの味をレビュー

ではストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールといったウイスキーの定番の飲み方をレビューしていきたいと思います。
基本的にはストレートの味のレビューを参考にしていただければと思います。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド ストレート
香りは若干の溶剤香はありますが、香ばしいアーモンド、カラメル、焦がしたオーク、そしてシナモンと濃厚な香りです。
飲んでみるとバニラやメープルシロップの甘味、香り同様にオークの焦がしたニュアンスと溶剤っぽさにバナナを感じますね。口の中で舌に纏わりつくような甘味、余韻にバニラやバナナの甘味とシナモン系のスパイスが続きます。
甘味の強さもそうですが、樽が焦げたニュアンスがすごく感じられます。それはメープルシロップのような香ばしい甘味のようにも感じられ凄く美味しいですね。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックスにしてみると、ストレートで飲むのと変わらず甘味が強く、若干強まったスパイシーさ。ストレートでは感じた溶剤っぽさは弱まりました。
氷が溶け始めると若干ビターさが出てきますが、甘味とのバランスがより良くなったように私は思いました。
オン・ザ・ロックスで飲んでも十分楽しめると思います。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド ハイボール
最後にハイボール。溶剤感は全くなく甘口のハイボールですね。若干フルーティな味わいのようにも感じられ、焦がした樽香がふわっと現れ消えていくような印象を受けました。
スッキリとした甘味で凄く飲みやすいですね。ただストレートやオン・ザ・ロックスの濃厚な味わいに比べると勿体ないように思いました。
カクテル オールドファッションド

角砂糖を潰してアンゴスチュラビターズを振り、ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドを注いで飲むカクテル「オールド・ファッションド」を飲んでみました。
濃厚な甘味に更に角砂糖の甘味がプラスされ、めちゃくちゃ甘いという程でもなく、アンゴスチュラビターズのほろ苦さがしっかりと下で支えてバランスを取ってくれますね。
ここのオレンジピール等をいれるのですが、オレンジピールのオレンジオイル感がまた爽やかさを出してとても美味しいです。
もちろんジャックダニエルだけでなく、いろんなバーボンでも美味しいカクテルですね。
おすすめのペアリング
中毒性の高いジャックダニエルですが、さらにやみつきになるジャックコーク。
折角なのでジャックコークに抜群の相性のペアリングをご紹介すると「ハンバーガー」です。

この並びだけでグッときますよね。ジャンク感が堪らないんですが、味わいの相性も抜群。
特にどんなバーガーがおすすめかと言うよりは、好きなバーガーと合わせてください。フィッシュやチキンよりはビーフの方が背徳感が高まります。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド 評価とおすすめの飲み方

ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドはスーパーやコンビニでは流石に見かけませんが、Amazonだと1000mlで6000円台で購入できますね。
1000mlの安心感は抜群でやはり量が多いと嬉しいですね。それにアルコール度数はNo.7よりも10%高いのも飲みごたえあっていいですね。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド おすすめの飲み方
今回飲んだ『ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド』のおすすめの飲み方はストレートがおすすめですね。
やはりストレートは間違いない美味しさですね。次点でオン・ザ・ロックス。どちらも濃厚なバニラやメープルシロップの甘味にバナナを感じる余韻、そして僅かなスパイシーさがアクセントとなって凄くいいです。
さらにジャックコークはもちろんですが、オールドファッションドがとても美味しかったです。
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドの評価/84ポイント
ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンドの評価としては、ストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールで飲んでみての万能さや、所謂晩酌で楽しむのか、食後のデザートで楽しむのか。
一応評価基準として4項目25点満点でストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボール、価格・入手のしやすさで評価しています。
- ストレート:23pt
- オン・ザ・ロックス:22pt
- ハイボール:20pt
- 価格・購入のしやすさ19pt
これで84ptと致しました。価格は6000円台(私が購入した時は5000円台)という事で、1000mlのお得感もありますが、ちょっと手が止まってしまいますね。
飲んでみるとこの価格でも納得の味わいで、やはり100プルーフの飲みごたえは最高なんですが、宅飲みで飲むなら通常のジャックダニエルのコスパの良さに比べるとという気がしました。
飲み応え重視の方には凄くおすすめで、美味しく楽しめると思います。特にハイボールではグッと飲み応えが増しますね。
ではまた!
ジャックダニエルブラック700ml グラス付
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