
タリスカーにはオフィシャルリリースで言わば年中購入できる状態のボトルは7種類ほどありますが、当然味わいも違いますしおすすめの飲み方は変わります。
本記事では「タリスカー10年」というフラッグシップのボトルでおすすめの飲み方を解説したいと思います。
タリスカー10年はオールマイティに楽しめる。
まずタリスカー10年は多くの方が飲んでいるであろうストレート、オン・ザ・ロックス、ハイボールのいずれの飲み方でも美味しく楽しめるボトルです。
甘さとスパイシーさに潮っぽさのバランスが良く、ストレートでも口当たりは甘くピリッとしたペッパー系のスパイシーさと少し塩っ辛さを感じるような潮っ気がいいんですね。そこにふわっと香るピートスモークがタリスカーの人気の所以だと思います。
ロックにすると甘さが若干強まり、ハイボールにするとスパイシーさとピートスモークがより感じやすくなりますね。
現行で販売されているタリスカー10年を実際に飲んでみた感想、おすすめのペアリング、旧ラベルとの比較や個人的に思うおすすめの飲み方や評価をまとめています。
飲むシーンで使い分ける

タリスカー10年に限らず、どの銘柄でもそうなんですが飲むシーンやペアリングによって飲み方を変えるのがいいでしょう。
例えば食中酒として楽しむならタリスカーのハイボールは様々なものに合わせられる万能感があります。特に魚料理や肉料理には合わせやすいですね。
しかもデザートとのペアリングでも悪くないんです。ストレートやロックで合わせると甘さと潮っ気がデザートの甘さをうまく包みこんでくれるといいますか、甘さと塩っ気って合いますものね。
食後にナッツやスモークチーズを食べながらストレートやロックでゆっくりと楽しむのも素晴らしい時間だと思います。
このように合わせるものや、飲むシチュエーションで飲み分けるのが良いんですが、凝ってくると例えば食中にタリスカー10年やタリスカーストームのハイボールを飲み、食後にゆっくりとタリスカー ポートリーのストレートとチョコを合わせてみたり、ゆっくりとタリスカー18年のロックで味わいの変化を楽しむのが最高です。
ただタリスカー10年は万能なので、このように違うものに変えなくてもタリスカー10年の飲み方を変えるだけで十分楽しめます。
カクテル等には使いづらい
スコッチウイスキーを使って簡単に出来るカクテルとして、ライムやレモン+ジンジャエールで造るマミーテラーやアマレットを使ったゴッドファーザー、ドランブイを使ったラスティネイル等があります。
一通り試してみまたところ、もちろん悪くはないがタリスカーを使うほどではないと思いました。
やはりジンジャエール、アマレット、ドランブイと風味が強いのでタリスカーの美味しさが生かされてはいないですね。シンプルなハイボールが一番美味しいと思います。
タリスカーの他のボトルのおすすめの飲み方

通年で購入できるボトルの殆どがオールマイティに楽しめますが、ストレートは当然のように全てのボトルが美味しく味わえるので、ストレート以外でのおすすめの飲み方をリストにします。
- タリスカースカイ:ハイボール
- タリスカーストーム:ハイボール
- タリスカーポートリー:ロック
- タリスカーダークストーム:ロック
- タリスカーディスティラリーエディション:ロック
- タリスカー18年:ロック
となりますがポートリー、ディスティラリーエディション、25年はストレート専用というのが正直な感想。
甘さや熟成樽の特徴がやはり一番感じ取れるストレートや少量加水が良いと思います。
まとめ
簡単におすすめの飲み方についての考え方と実際に私が飲んだ好みで記事に致しました。もちろん好みには個人差がございますので、これが正解という事ではありません。
ハイボール好きの方は全てハイボールで飲めばいいですし、ロックも同様ですね。
例えばタリスカー10年を購入してハイボールで好きになって、次ストレートやロック用に購入したいとお考えの方の目安になれば幸いです。
ではまた!